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+++ くだものKURITA +++


農家は辛いよ♪2004

プロフィール代わりに暇な時に書きなぐりたいと思います、2004年バージョンです。

?月?日(?)   不定期更新です。
次回をお楽しみに。


7月17日(土)   オイオイ、降り過ぎ!。
新潟の集中豪雨、ニュースで連日やってるので御存知のとおり、待望の雨どころか三条市らで川が氾濫しちゃって大騒ぎじゃんか。近所の中ノ口川も氾濫寸前まで水位が上がり白根市の一部でも避難勧告だって。 ビックリだよね、河川敷の果樹・水田・野菜畑は哀れにも水没しちゃった所もあるようだね、実に恐ろしき自然の破壊力だね、うちの畑は直接の被害は無かったけれど、この雨で桃は果肉先行型になっちゃった様です、昨年同様着色を待っていると果肉がヤワになってしまうパターンです、新潟市場さんからのメッセージで三条・加茂と桃畑が水害に遭い当の白根市の桃はほぼ無傷とあって大いに期待しているとの事、今年はチョット高値で行くのかなと少し期待。。。しかし、この雨後の管理が難しそうだな。 今年の桃の出だしは早生桃にしては高糖度でコリャ行けるゾと期待してたんだけどねぇ〜、梅雨前線の移動を期待しつつ早く被災地域と果物の生育が平常に戻る事を祈念してカンパーイ!・・・ってオイ!又飲むんかい! あっ、栗田農産物加工所が完成しました、とりあえず保険所より漬物の営業許可を受けました、これで大手を振ってナス漬等を売れるとばぁちゃん大喜び♪ゆくゆくは桃やレクチェの加工品も〜〜ふっふっふ。設備投資に結構掛かりそう。(;´д`)トホホ


7月10日(土)   待望の雨♪。
ついに降ってくれました待望の雨、今年の梅雨は局地的な雨とあって中々当地区って言うか、うちの畑には降ってくれなかったんだよね。 5ヶ月振りの書込み。。。いつも・・・(;´д`)トホホ  とありまして今日は書くぜぇ〜〜!! うちの周りは当然の如く農家さんばかりではなく普通のサラリーマン家庭あり農村地帯も合間って畑の隣がすぐ民家って〜のもあります、そこであれだ皆様も御好きな有機栽培の有機物を野菜畑に蒔いた所・・・隣の民家さんからの無言のクレームって言うか『冷たい視線』なんだな、御互い農家同士だと「御互い様」が通るトコなんだけれどなぁ〜・・・早急にトラクターで土の中に鋤き込みましたよ。 んで、そこの御宅の嫁さんと娘さんが言うには「なぁ〜にぃ〜、この臭い!」だそうだ、「なぁにぃ〜?」って有機栽培の有機物の臭いだよ! 皆さん、有機物って何だと思っています? 化成肥料の特別バージョン??確かに無臭に近い完熟堆肥なんてぇ物もありますが、すんげぇ値段が高いんだよね10a当り1tも2tも入れたらそれこそ大赤字だよ! んで、値段が手頃な有機物を手配っと、有機物って何だと思ってます?? 色々種類は在りますが総体して動物の排泄物にオガクズや稲ワラなんかを混ぜたものなんだよね、まぁ確かに臭いますわなぁ・・・絶対匂いますよね、(;´д`)トホホ  でもスーパーに行けば有機栽培の一言が選択の決め手になったりしてる訳、買うなら無農薬有機栽培の物!でも、家の近所で作られるのはNG! ふぅ〜「農家は辛いよ。」 肥料の話しついでに植物が成長に必要な養分は? ハイ、「N・P・K」 窒素・リン酸・カリですね、植物が吸収する為にはキッパリと「窒素・リン酸・カリ」の形になっている必要があるそうです・・・あたりまえか・・・・そこで計画的に「N・P・K」を植物に与える事が可能な化成肥料が戦後一気に普及した訳ですね。 そこで問題の有機栽培の話です、確かに有機物は植物もお気に入りの様です実感として、化成肥料が「サプリメント的」なのに対して有機物は医食同源の中華料理なのでしょう・・たぶんですけれど、しかし植物は「N・P・K」の形になっていなければ吸収出来ないのですから有機物を分解して「N・P・K」の形にしてくれる働きをする微生物の力が重要になってくる訳です。 ・・・話がズレてきたな・・・しかも学者じゃないし。σ(^_^) で何が言いたいかって事だけれど、窒素の効き具合で成長に必要な分と果物の美味しいを計算して「窒素は効いて一ヶ月、切れて1ヶ月」等と言われています、収穫1ヶ月前より窒素は切れている必要があるとの見解です、化成肥料ならある程度コントロール出来ますが有機物オンリーでは微生物の頑張り次第でじわじわとユックリ分解されて植物に吸収される訳で、ある意味「窒素が効き過ぎず切れず」の状態なのだと思います、しかも「N・P・K」の割合はお天気まかせと来たもんだ、収穫直前に肥料をまいても「糖度なんて変わらんて〜。」と言われる農家の方もいますし、「有機栽培の野菜って値段が高いだけでイマイチ美味しくない。」とコメントされた消費者の方も居られます、まぁ価格が高いが故に回転が悪く鮮度が落ちている等の要因もあるのでは無いかと思いますが。 要は安定して美味しい農産物を作る為には、有機・化成のお互いの良いトコ取りで良いんじゃないかって感じがします。・・・これで良いのかね?はぁ〜「農家は辛いよ。」  ちなみに家の野菜は有機物も使用してますが完全な有機野菜ではありません。悪しからず。


2月3日(火)   こだわりの生産者かぁ〜。
よくNETのショッピングモール様より出店の案内等で「こだわりの生産者」〜などと誉め殺しの様に扱われちゃったりします。(^^ゞ ん〜俺って、こだわりの生産者かなぁ??「無農薬・無化学肥料」って訳でもないしねぇ、マイナーな農産物を作っている第一人者って訳でもないし・・・「ルレクチェ」はマイナーな部類かな。(ーー;) はてはてどうしたら「こだわりの生産者」になれるのかと御同業者様のHPを覗いてみますれば・・・ふ〜む、へぇ〜、ほぉ〜、結果大差無いなぁ〜書き方次第なのかな?? ようし俺も「こだわりの生産者」になるぞぉ〜!なんちゃって。 生産者よりも「こだわりの消費者」様が多いなぁと昨年は特に感じました、わざわざ遠くから来ていただいて実際に目と口で納得して頂いてからの御注文、遠方の方々には申し訳ありませんが「そうゆうのもアリです。」但し直売所ではありませんので要電話連絡ですよ。 この商売なにが嬉しいかって言えばお客様の「うん!美味いよぉ〜。」とか「君、若いのにイイ仕事してるねぇ〜。」って喜んで頂けた声とか顔ですよね、どう?結構ロックンロールしてる話でしょ? えっ? どこがロックンロール?? 自分の作った物に喜んで頂いて、その結果が生業となっているって事は・・・どうよ?画家とかミュージシャンと同じじゃないですか! アーティストっすよアーティスト! あとは如何にライバルより抜きんでるかって事だよね、オリジナリティって事かな。 あっ!見えた!! 「こだわりの生産者」ってオリジナリティって事か!! たとえばルレクチェの追熟方法は〜 ・・・・って、誰がネタばらしするかって〜の! アーティスト的にはそれが飯の種だっつ〜の! お後がよろしい様で。


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